1.まずはボードを選ぼう。
スノーボードには2種類のスタイルがあります。一つは『フリースタイル』と呼ばれてるもので、おそらく初めての人が
スノーボードと聞いて想像するするもので、飛んだり跳ねたり(TOYOTA BIG AIRやオリンピックなどのハーフパイプなど)
する事を主に目的としたボードと、『アルペン』と呼ばれる主にスピード(オリンピックのレースなど)などを求める為のボードがあります。
ショップに行くとよく言われるのが『何をしたいかによってボードは違うから。』とよく言われますが、正直初めての人に聞いても
何が何だか分かりません。僕は妥当に『オールラウンド』と言う種類のボードをおすすめします。
ボードの硬さなどによってハーフパイプをしたりワンメイク(ジャンプ台で飛ぶ事)変わってきますが、初めはどれにも対応できる
『オールラウンド』のボードが良いでしょう。 |
2.必要最低限の道具
ウェア、ブーツ、ビィンディング(ボードとブーツを止める金具)、リーシュコード、ゴーグル、グローブ、ニット帽、インナー.......。
これだけあれば滑れます。
まずはウェアですが、お金をかけたくない人、かっこよさやメーカーなどで選ぶ人など個人差はありますが、機能性を気にして
買ったほうが僕は良いと思います。いくらかっこよくても寒かったり、すぐ染みてきて濡れるウェアもあるのでしっかり選びましょう。
ブーツはとりあえずたくさん履いてみて自分に合ったブーツを選ぶことをおすすめします。
かかとが浮いたり、サイズが合わな
かったりするとすぐに足が痛くなるし、ターンなどに影響するので怪我の原因にもなります。お店の人に自分の足のサイズを
はかってもらい、ややつま先の着くくらいの自分に合ったブーツを探してください!
ビィンディングはこれも人それぞれですが、ブーツとの相性をとる人、板との相性をとる人がいます。同じブランドだとバッチリ
なんですがこれは個人の判断に任せます。
ここまでをしっかり選んで買えば後は個人の趣味で良いと思います。僕は九州なのでももひき(インナー)はかかせません!!!
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3.セッティング
スノーボードの乗り方にはレギュラー(左足が前)とグーフィー(右足が前)とあります。まずは以下の項目から
自分がどちらかを考えて下さい。
・掃除機をかけるときどちらの足が自然に前に来るか。
・陸上などのクラウチングスタイル(よ〜いドン!の格好)の時にどちら足が前か。
それぞれ前に来た方の足がスノーボードでも前足になります。
次にスタンス(ビィンディングの幅)ですが、肩幅より若干広めが理想です。
次はアングル(ビィンディングの角度)ですがこれも人それぞれです。初心者の方は最初は両方プラスに向ける事をおすすめします。
これはあくまでも最初の目安として考えて下さい。
徐々に慣れてきたらスタンスを広げてみたり、アングルをダック(前はプラス、
後ろはマイナス)などに変えてみて、自分の『これだ!』という角度を見つけて下さい(^・^)
ただし角度を変えるときは少しずつ変えるより、大幅に変えたほうがいいです!少しずつ変えても変化に気づきにくいので・・・・。 |
4.WAXをかけよう。
これは『SNOW』のページのWAXING講座を参照して下さい。 |
5.スケーティングを覚えよう。
ここからはゲレンデもしくは家の中でボードに前足を付けた状態で練習して下さい。
@レギュラーの方は左足、グーフィーの方は右足をはめて片足で立って下さい。
A片足の立ちのままひざを曲げてください。
Bそして後ろ足をビィンディグとビィンディングの間に添える。(後ろ足に力は入れない。)
C今の体勢を頭に叩き込んで下さい。
前足に体重がのってますか?これが滑っている時(スケーティング)の体勢です。
後はゲレンデで後ろ足で地面を蹴って足をのせる。蹴ってのせる。の繰り替えしがスケーティングです。
注意する事は後ろ足に体重が乗ってしまうと上手く前に進まないので気をつけましょう!!!
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6.リフトに乗ってみよう。
まずリフトに乗る前にちょっとした斜面での練習が必要です。あなたもリフトは止めたくないでしょう(@_@;)???
少しだけゲレンデの端っこの方を歩いてのぼってスケーティングでおりる練習をして下さい。その時に止まり方も覚えましょう。
最初は前足を軸にして後ろ足を前に持ってきて止まります。その時に力で無理やり持ってくるのではなく自然に持ってきて
ください。どういうことかと言うと、スキーもそうですが目線が重要になってきます。
スノーボードは見た方向に行ってしまいます。『ぶつかりそう・・。』と思ってその人を見てたらぶつかるし、滑ってる時に
下ばかり見てると本当に転びます。スピードが出て怖いのは分かりますが、必ず行きたい方向を見て下さい。
止まる時には左か右を見てその方向を指を差せば体は勝手に横を向きます。
それは顔と肩が開けば腰と足は自然と開くからです。これさえ出来ればどんなにスピードを出しても必ず止まれます。
止まり方を覚えたらいよいよリフトです。
リフトは乗るときはあまり力まないでそっと座るように乗ってください。
下りる時は、下りる所が近づいてきたら半分お尻を出すように
前足を出して後ろ足は添えるだけ。
ボードが地面についたら前足一本で立つような感じで後ろ足を添えたまま、そっと手でリフトを押してあげると
勝手に進みます。目線は下を見ずに必ず前を向いて落ち着いてスケーティングをすると必ずおりれます。
以上を頭に入れて練習できれば、すぐに滑れるようになるので頑張ってください(*^_^*)
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